新着情報

市民後見人・成年後見支援員養成講座等修了者フォローアップ研修会を開催しました!

令和5年1月28日(土)に、市民後見人及び成年後見支援員養成講座の修了者、日常生活自立支援事業生活支援員を対象とした、フォローアップ研修会を開催しました。今回は宇久地区とオンラインで結んでのハイブリッド形式で行い、30名ほどのご参加をいただきました。

講師に佐世保市 医療政策課の主査 守 泉氏をお迎えし、「介護予防手帳」と「エンディングノート」が一緒になった佐世保市オリジナルのノートである「知っとってノート」を使い、人生会議に関する短編ドラマの視聴やグループでのカードゲームなども交えながら、自分はどんな最期を望むのか・自分は人生において何を大切に思っているのかということを参加者の皆さんで考えました。

ゲームは、自分が余命半年であったらという設定で、『家族と一緒に過ごす』『不安がない』『お金の問題を整理しておく』『ユーモアを持ち続ける』などさまざまなことが書かれている35枚のカードから、自分にとって大切と思うカードを集め、なぜそれを選んだのかを話し合うものでした。

参加者の方々からは、『カードゲームで楽しみながら自分の思いを理解できた』、『価値観の違いを具体的に見ることができて良かった』などの感想をいただきました。

最後に、日常生活自立支援事業(福祉サービスの利用や日常的な金銭管理などに不安がある方が、自分の地域で安心して生活するための支援をする事業)についての説明をお聞きいただき、閉会となりました。

少子高齢化が進む中、判断能力が不十分であっても住み慣れた地域で安心安全に暮らしていく権利を守り、財産管理や身上監護等を地域で支える仕組みの一つとして 、近年、社会貢献への関心の高い市民が、一定の基礎知識と技術を身につけて「市民後見人」として活躍することが期待されています。

佐世保市においても、将来的にその担い手となり、同じ地域に住む住民の視点で支援する「市民後見人」候補者の養成がさらに必要となっていきます。

ご興味をお持ちの方はぜひ社協(TEL:0956-22-1020)までご連絡ください。