介護保険事業
尾野 由美
●佐世保市社協
2016年04月26日 統合しました!
平成28年4月1日より、しかまち訪問介護事業所と
えむかえ訪問介護事業所は統合いたしまして
「江迎・鹿町訪問介護事業所」として
スタートしました。
総勢11名のヘルパーがご利用者様が安心して
自宅での生活が送れるよう
心を込めてサポートいたします。
地域に根ざした寄り添うサービスに
精進して参りますのでこれからも
よろしくお願い申し上げます。
2016年04月08日 大変身‼ 劇的★カンキョー カエター
平成28年度が始まり、デイサービスセンターは装いを新たに営業を開始いたしました。
きっかけは2月に行った社協の通所介護全体研修です。
『スタッフの視点を変え、ご利用者が出来ることをしっかりと見極め
機能訓練につなげる』
そのためにも、当事業所では『環境の変える(工夫する)』ことから『ご利用者が輝いてイキイキと活動していただけるデイづくり』を目指しました。
自立を引き出す環境作りの考え方は・・・
①ご利用者が動きたくなる環境づくり
②スタッフが動きやすい環境づくり
③視線に配慮した安心できる動線・配置 となっています。
これらのポイントを踏まえ、その全貌をご覧ください‼
【第1章 逆転】
今までは畳の部屋にテーブルを設置し『家庭的な雰囲気』を演出し、フローリングの部屋では体操や運動、レクリエーションなどの活動の場として使用していました。
ある時、フローリングに茣蓙を敷いてその上で座って体操をしているご利用者の姿を見て考えました。『うちのデイには畳があるじゃないか‼』
すると・・・
なんということでしょう‼
畳の部屋とフローリングの部屋の配置を逆転させたではありませんか!
フローリング部屋は窓が多いので、外からの日差しで部屋全体が明るくなりました☀
畳の上なので、ご自宅の環境を意識した運動やストレッチを取り入れて行くことが可能になります。
また、以前は畳の部屋と静養室(ベッド)が隣同士だったので、排泄のお手伝いの際の臭いが気になっていましたが、今度からはお互いに気兼ねなく過ごすことが出来ます。
まだまだ続きます・・・
【第2章 今あるものを使って】
今度はデイルームの入り口と障子に目を付けました。
一見どこにでもあるような木製の扉、そしてその上にご利用者が作った看板。そして木のぬくもりを感じる障子。
これがなんと・・・
なんということでしょう‼
重厚感ある扉、真紅の壁に浮かび上がる『しかまちデイサービス』の文字。そして高級感あふれる障子へと様変わりしたではありませんか!
ペンキで黒く塗り変えた木の枠、そしてコピー用紙の裏紙(エコです)を使用してご利用者と一緒に入口を飾り付けました。
【第3章 目的に添って動く】
ご利用者のみなさんには「〇○したい」と思ったら、それが出来る場所へ自然と動いていただけるように様々なスペースを設けました。
ぬりえコーナーとその裏に設けた人目が気にせずに使えるドレッサー。動線上に血圧計、冷蔵庫、ドリンクコーナー(準備中)を設けました(^.^) 冷蔵庫はお買い物したヤクルトなどを冷やすのに便利です。
テレビコーナーも2か所に設けました。1つはテレビを見ながら運動ができ、もう1つはマッサージ機にかかりながらゆっくりと好きな番組をご覧いただけます。
【第4章 飛び出して】
大変身はデイルームだけに留まりません。
なんということでしょう‼
初詣の時だけに活躍していた『優鹿(やさしか)神社』が歩行練習のコース上に見事なまでに祀られたではではありませんか。機能訓練にご利益のある神社ですので、みなさんいつでもお参りいただけます。
玄関からデイルームに続く廊下には『新聞置き』を設けました。
トイレの中も少しだけ変身。100円ショップでウォールシートを購入して飾り付けしました。
男性用トイレ 女性用トイレ
車椅子用トイレのドアには『大きな木』をあしらえました。
テーブル席からは『今日の献立』ごしに『涼鹿フェ(Suzushi-cafe)』を眺めるができます。天気のいい日は思わず外に飛び出してしまいそうになる環境になりました(^_^)/
まだまだご紹介たりませんが、以上がデイサービスセンターの『カンキョーカエター(環境変えた)』です。
これからもっともっとご利用者のみなさんに輝いていただけるように、スタッフの心意気も上に上に、前に前に変えていきたいと思います。